自己紹介文

東京都在住。シロネコと暮らしています。
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シロを同居猫に迎えた経緯
1996年頃、自宅周辺には数匹の地域猫がいました。その中でも特に人懐こいシロ・チャトラン・チビクロの3匹はウチにも不定期にやって来てエサをあげたり寒い時期には暖をとらせたりしていました。外で見掛けたときなどはシロが私の膝の上にヒョイっと乗ってきたことがあってこのことから『この猫は完全なノラとして育ったのではなく、恐らくどこかで人に飼われた経験のある猫だ』と確信しました。でもそんなシロのことをすぐに飼い猫にしようとしなかったのには理由があります。シロと出会う1年くらい前に10年以上飼っていた猫が亡くなり『もう猫を飼うのはやめよう』と決めていたからです。

でもほぼ毎日シロと接するうちにその考えは少しずつ変化していきました。人間に気を遣うその控えめな性格に触れるたびにシロのことを気に入っていきました。そして次第に思い悩むようになります。シロを家猫にしたいけれどそれがシロにとって本当の幸せなのかどうか…。その後も通い猫状態は続いていましたが心配な点も出てきました。シロは喧嘩が弱いくせに通りすがりの猫に自分から喧嘩をふっかけてはいつも返り討ちにあってナマ傷が絶えませんでした。また、どこでどんな物を食べているかわからない上にいつもお腹をこわしてひどく痩せていました。

そして本格的に冷え込んだ真冬のある日、私は急用で出掛けて帰宅が深夜になりました。その頃は毎晩、シロがやってきてはストーブの前で暖をとって長いときは数時間休むこともあったので出先でも『きっとシロは今夜も来ているだろう。でもウチに入れないから寒い思いをしているだろう。』と気が気ではありませんでした。結局帰宅したのは深夜2時過ぎ。案の定、自宅階段下に置いてある箱の影に身を潜めていました。私に気付くと『ニャー、ニャー』鳴いて存在をアピール。すぐにウチへ入れて暖かくしてやりました。このことを境にシロをウチで預かろう。それはシロにとって本当の幸せではないかも知れないけれど家猫としてきっちり世話をさせてもらおうと決めました。

後日、病院で診察・投薬など必要な処置をしてもらい胃腸の状態も良好になりました。検査の結果、猫エイズであることもわかりましたがそれを受け止めて1日でも長く天命をまっとうしてもらえたらと思います。そんないきさつから飼っているというより同居してもらっているという気持ちでいつもシロには接しています。何より安らぎをもらっているのは人間の方なのですから。

【追記】(2013年)
ブログタイトルは中野孝次さん著『ハラスのいた日々』から一部をいただきました。